Armored WarfareのPvEの話


実はこんなサイト:

http://ja-awpve.wikidot.com/

に、モチベが上がり次第ステージの攻略を書いていたりするのですが、そこに書けないような広汎なPvEの攻略の話を垂れ流そうと思います。

ミッション出撃の判断

さて、このゲームのPvEには、上のリンク(不完全ですが)や公式Wikiのページを見ても分かる通り、非常に多岐に渡っており、当然難易度のばらつきや車輌に対する向き不向きがあります。上のリンク先で詳しく書いてますが、難易度別で列挙してみると

ゲームバランスが崩壊しててプレイ不能(理不尽過ぎる)

  • Tiger Claw(ふざけるなよ)

滅茶苦茶難しい

  • Cerberus(肉弾戦)
  • Raiding Party(移動距離が多い・時間が短い・肉弾戦)
  • Snake Bite(肉弾戦・タイトな防衛)

難しい

  • Anvil(肉弾戦)
  • Leviathan(移動距離が多い・タイトな防衛・肉弾戦)
  • Perseus(タイトな防衛)
  • Stormy Winter(肉弾戦)
  • Zero Hour(肉弾戦・時間が短い・タイトな防衛)
  • Meltdown(肉弾戦・気を抜くと死ぬ)
  • Phalanx(肉弾戦)

難しくはないが種々の理由により怠い/面白くない

  • Erebos(移動多すぎ)
  • Harbinger(何もかも中途半端)
  • Ricochet(時間だけ短いだけのしょうもないミッション)

気を抜くと死ぬ

  • Albatross(最終プライマリの防衛)
  • Frostbite(第2プライマリの防衛)
  • Starry Night(第2プライマリの防衛)

よく練られた構成で楽しい/そもそも難易度が低い

  • Onyx(楽しい・丁度いい)
  • Watchdog(楽しい・丁度いい)
  • Cavalry(ぬるい)
  • Kodiak(ぬるい)
みたいな感じになります(完全に偏見)。ここに列挙していないのもありますが無視して下さい。

さて、各ミッションに出撃していると、そのミッションに対して明らかに戦力不足な車両で出撃しているプレイヤーが非常に多く見受けられます。
で、ここで言いたいのは何かって言うと、

ちゃんとそのミッションをクリアできる車種で来い

ということです。例えば、あるZero Hourでのマッチングの画像ですが、



ふざけるのもいい加減にしろよ

って事なんですよね。紙装甲車両で来るのでも、超絶テクニックで被弾すること無く敵を蹂躙しプライマリもクリア出来るならば問題ありません。ただ出来ないのであれば、最悪のリスク(例えば上の画像のように4両が紙装甲)を考えてミッションを選ばないと、本来回避できた敗北をむざむざ喫する事になるわけです。
まあゲームなんて人の自由にさせろよ言われたらそれまでなのですが、一応協力プレイのゲームである以上はある程度考えるのも良心ではないかと思います。

そう考えた場合に、やはり「滅茶苦茶難しい」「難しい」として列挙したようなミッションには、極力殴り合いの出来ない戦車で来るのは避けるべきです。何故ならば、そのようなミッションでは本来大部分の紙装甲車輌の戦い方である「地形で回避しながら攻撃」あるいは「狙撃」が構造上不可能であるか、出来てもミッションのクリアに貢献しにくいからです。

Snake Biteで例を挙げれば、確かに防衛サークルの対岸から狙撃自体はできます。しかしそれは他のプレイヤーが視界を取っていればの話であり、かと言ってこのミッションでは紙装甲のAFVが防衛サークル近くで視界を取り、更には味方が全滅した場合には定期的にリセットする、というのは極めて困難です(昔VBRでこのシチュエーションに遭遇して地獄を見ました)。そうなると結局、敵の弾を受けつつ視界も取れるMBTが安牌なわけで、そこら辺を各ミッションで考えるべきなんですね。

逆にStarry Nightなどは、狙撃しつつも視界を取れるスポットが用意されていたりして、こちらはTDやAFVで行くのも好ましい類のものです。

"強い"車輌

このゲームを始めて間もない人は、最初にどのTier10を作るべきか悩むと思います。この時、現状のNAサーバの人口を加味して考える必要があります。つまりは、現時点ではPvPやGlopsは死んでいますので、どうしてもPvEを主体に考える必要があります。

結局こうなるとPvE向けの車輌を考える必要があるのですが、様々な車両が用意されている以上、やはり向き不向きがあります。ここでは、主にTier10のPvE適性について列挙していきます。

T-14 Armata

推奨度:★★★
純粋に強い。高防御、高機動、まずまずの精度、高い速射性と、PvEをこなす上で抜け目がない。この車両は現時点で実装されているTier10 MBTの中で唯一無人砲塔持ちである。このゲームでは無人砲塔に対するダメージ値には大幅な軽減率がかけられるため、横を向いた隙に砲塔を抜かれても微々たるダメージしか受けないのもポイント。

Challenger 2 ATDU

推奨度:★★★
特筆すべきはその装甲。砲塔を横に向けている時に後頭部を抜かれなければ、かなりの弾を弾いてくれる。チームがピンチであるほど心強い車輌。
但し、DPMと貫通力が低めな点、機動力が若干低い点にはほんの少し留意しておくべきである。また、鉄壁の装甲も、現環境のAIのロケットスパム異常に高精度なATGMにはピクセル単位の弱点から抜かれる可能性がある。恐らく現時点の野良Tiger Clawを唯一まともにクリアできる車輌。

Terminator 2

推奨度:★★★
こちらは例外的にTier9であるが、とにかく尋常じゃなく強い。車種分類はTDであるが、本来とは別の意味の戦車駆逐車であり、車輌の名が体をなしている。異常なまでの耐久性能と火力により、かなり厳しい状況でも単独制圧が可能なレベルである。
オススメはサーモバリックATGM(ATGM-TB)。ダメージ値はATGM-THよりも低めなのだが、事実上高貫通HE弾なのでモジュールと乗員への攻撃性能が鬼。一撃食らわせるだけで敵のモジュールを大破させ攻撃不能に出来ることもざらにあり、更には狙えば1,2発で弾薬庫誘爆、あるいは一発で乗員全滅なども全然現実的である。特にHPの多いLieutenantがこぞって出現するCerberusでは、このサーモバリックATGMで弾薬庫誘爆させることによりとんでもないダメージを稼げる。
欠点は、無人砲塔を撃たれまくるので主砲やオートローダーの損傷を受けやすい点。修理キットは万全にしておくべきである。

T-15 HIFV

推奨度:★★☆
コイツの特徴は何と言ってもその恐ろしい瞬間火力。最大900弱ダメージのATGMを1.5秒間隔で4連発出来るという小学生が考えたようなチート車輌。更に恐ろしいのはバージョン0.23でNerfを喰らうまでは1秒間隔だった所である。
しかし当然弱点も存在する。鬼のような瞬間火力を持ち局地制圧力では右に出るものはいない一方で、防御力は少々頼りない。故に、Terminator 2のように敵の弾を受けながら制圧していくような脳筋プレイは厳しく、立ち回りには少々の工夫が必要。

SPHINX

推奨度:★★☆
現在実装されている中で唯一のTier10 AFV。Tier10なだけあり、無類の隠蔽率・機動性・視界を誇る。更には、高火力高貫通のチェインガンと、デフォルトで10秒に2発撃てる高火力高貫通ATGMを持ち、弾種切り替えもシームレス(切り替え時間が無い)と、使う人が使えば極めて強力な車輌(ちなみに自分は持っていませんが自信ないです)。
ただし、完全脳筋ミッションではやはり工夫が必要になるため、脳死して扱える類の車輌ではない。上手な人におすすめしたい車輌である。

Leopard 2AX

推奨度:★★☆
ゲーム内のAP系弾薬ではトップの貫通力と異常な高精度が売りのMBT。更に、機動性も良く、とにかく取り回しの快適な戦車である。
しかし、代償としてMBTとして持つべき防御力が若干劣る所や、モジュールの耐久値が異常に低い点は無視できない。対人戦であれば割と弾いてくれるのだが、AIのチートエイムを相手にするには心許ない所がある。どちらかと言えば、この戦車はPvEよりもPvP適性が高い戦車である。

PL-01

推奨度:★★☆
どっかしらのアプデで大幅強化を受け、合計6発のAPFSDSまたはATGMを2.5秒強で撃てるようになり、局地制圧力は非常に高い。勿論LTであるから機動性は申し分ない。気になる装甲については、HE・HEAT・HESH・PELEなどにはかなりの信頼性を誇り、現環境での最大の脅威であるロケットスパムについては割と安心できる。
ただ、高TierのAPFSDSを安定して弾けるほどの信頼性はLTである以上あるわけがないので、持続的な肉弾戦を要求されるミッションではキツい。
また、フロントエンジンであるのも欠点で、エンジンがかなり壊れやすい。レトロフィットにエンジン補強を行ってくれるものがあるので、積極的に搭載しておくべきである。

Wilk XC-8

推奨度:★★☆
本来の意味で駆逐らしい駆逐の頂点に位置する車輌。特筆すべきはリロードタイムとPELE弾。最短4秒前後での射撃が可能な上に、この車両はPELE-FSDSという恐ろしい弾薬が装備可能である。PELEは要するに超高貫通HEで、Terminator 2のサーモバリックATGMと同じく敵に残虐なまでのモジュール・乗員ダメージを与えられる。
更には隠蔽も機動性も良い反面、装甲は紙なので、駆逐運用の出来ないミッションでは厳しい部分がある。

Centauro 155

推奨度:★★☆
現在唯一のTier10自走砲。元々は初期の頃にテストサーバで出現していた駆逐戦車だったのだが、あまりにも強すぎたために長らく封印されていた(イメージとしてはそこらのMBT並の速度でリロードできる、WoTのFV215b(183)のような感じである)。
自走砲になってからは単発式の高火力速射性の自走砲の頂点のような存在であり、自走砲が好きであれば不自由ないはずである。ただ、そもそも現環境のPvEでは味方がどうしようもない時に何も出来ないのが、自走砲という車種自体の欠点である。

Type 99A2

推奨度:★☆☆
突如中華戦車の頂点として実装されたMBT。傾向としてはT-14 Armataに似ているのだが、どうにもT-14で良いのではないか感が拭えないようなパッとしない性能なので、真っ先に開発すべき車輌であるとはお世辞にも言い難い。

XM1A3

推奨度:☆☆☆
健常者ならマジでやめとけ
正直な話、実装当初からぶっちぎりで(嘘つきました。一時期140mm砲で2連射出来るとんでもない時代があり、その時はかなりの猛威を奮っていました)最弱の座に君臨し続ける不遇戦車。弱い、本当に弱い。
一応長所を言えば、高い火力は魅力ではある。140mm砲であれば、HEAT弾で上振れすれば1300ダメージも夢ではない。120mm砲は、フル装填時で平均600ダメージのAPFSDSを短い間隔で2連射でき、撃ちきった後もフル装填せずとも6秒前後で1発ずつ撃つことが出来る。
……が、とにかく装甲が紙。どれくらいかと言えば、Leo.2AXの後期APFSDSであれば何も考えずに車体前面(下部ではない!)を貫通でき、ATGMやPELEなどはターレットリング周りの広範囲を平気でぶち抜いてくる。ただし、車体側面や砲塔側面は、執拗にERAが装備されているおかげもあり、(ERAが炸裂して消えるまでは)側面を晒してもかなりのフェイルセーフになってくれる。
肝心の火力も、そもそも高TierではHEATは非推奨(複合装甲に阻まれる)であるから140mm砲はAPFSDSの810~990ダメージにとどまり、おまけに貫通力は720mmと劣悪。120mm砲は貫通も800mmあるが、正直山のような弱点を抱えているような車輌を選ぶくらいなら明らかにT-14でいい
おまけに、特にストック状態での機動性が酷い。これは後期エンジンを開発すれば大分マシになるが、初期エンジンの酷さはWoTを想起させる(言い過ぎ)。

よって、よほどアメ車狂いでもない限りはこの車両は絶対におすすめしない

まとめ

とりあえずTier10を最速で作るならば、ShishkinのAriete終端のツリーを進み、Tier9はChallenger 2かTerminator 2に乗り、Tier10は前述した内容を加味して選ぶのが無難だと思います。Arieteツリーは重装甲戦車が多いので、最初の方に書いたようなミッション出撃の懸念も殆どいらないでしょう。
あとXM1A3は悪いこと言わないので初のTier10にするのはやめましょう

コメント

このブログの人気の投稿

グランツーリスモ2でのチート車(ハイブリッド)の生成

中国からの抱き枕カバーが禁輸品指定を喰らった場合

中国・台湾からの荷物追跡記録(2021年版)